被災ペットの対応
多くの皆様から放置されたペットや動物対策のご意見が届いている。
中越地震の時もペットの存在が被災者の心の支えになった。山古志村の全村非難の時は民間動物愛護団体の依頼を受けて県に要請し、ヘリコプターでペットを救出した経緯もある。明日この質問を入れる予定だが、時間配分等で出来るかどうか不明。
今までも政府と対策本部にこの対策を申し入れてきたが、政府の今までの対応を以下に記します。
皆様からさらにご意見を!
被災ペットについて
平成23年4月27日
環境省
1.環境省における主要な取組
緊急災害時動物救援本部や各自治体と連携して、被災ペットの救護を支援。
緊急災害時動物救援本部を構成する4団体やペットフード協会等を含めた動物愛護の関連15団体に向けて、緊急災害時動物救援本部が行う被災地における家庭動物の保護・収容及び適正な飼養への支援に係る協力を要請。
動物用ケージ1,777個、テント24張を購入し、4月中に被災自治体に配付すべく準備中。
動物愛護管理室より職員1名を緊急災害時動物救援本部に派遣。
平成23年度本予算で、被災地等における仮設の動物収容施設設置に関する支援を実施。
2.自治体等における取組
飼い主からの引取り犬、放浪犬等については、各自治体により、動物愛護センターや保健所において動物愛護管理法に基づく収容、譲渡、飼い主探索等を実施。
各地方獣医師会や動物愛護団体は、自治体と連携して被災動物の治療・一時預かりやペットフード等の物資の配付、避難所等の情報収集などを実施。
岩手県、宮城県、仙台市および福島県では自治体が地方獣医師会、地元動物愛護団体などと現地動物救護本部を設置し、組織的に活動を実施。
岩手県は仮設住宅でのペット連れ入居を可とする方針。
ペットフード協会加盟の88社のうち37社より、総計約293トンのペットフードの支援の申し出があり、順次発送。
3.警戒区域内のペットについて
・ 福島第一原子力発電所半径20㎞圏内については、22日午前0時をもって警戒区域として設定される一方で、一時立ち入りについて、具体的な実施手順が調整されているところ。
・ 環境省は、一時立入りに伴うペット連れ出しの実施手順の調整等に際し、福島県、動物愛護団体や日本獣医師会等と連携しつつ、原子力被災者生活支援チームからの相談に応じているところ。
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