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2011年6月

東京第5検察審査会の起訴議決は無効だ!調査報告続編発表

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検察審査会法改正案(私案)骨子を党法務部会WTで説明

本日14:30から約一時間、参議院法制局と2月から協議して取りまとめた検察審査会法の改正案(私案)骨子を、民主党法務部会の「第3回刑事司法と国民参加のあり方検討WT(ワーキングチーム)」で説明し、あわせて検審調査報告の続編を発表した。

審査員の出席簿によって、議決は無効であることが証明できた。

法案骨子の説明に先立ち、去る29日に憲政記念館で報告した「検察審査会の謎を解明せよ」の続編を発表した。検察審査会についての調査報告は、震災発生により発表を先送りにしていたが、新たに発表すべき内容は既に完成していたのである。

東京地裁に情報公開請求を行って入手した「検察審査員、補充員、審査補助員の旅費等支払い調書」や、市民オンブズマンなどが同じく情報公開によって得た資料を提供してくれたことで、黒塗りで中身がわからなかった検察審査員、補充員の出席簿(審査員の臨時選定録)を完成することができた。

<前提>●正規の審査員・審査補充員各11名のうち各2名は宣誓書未提出

→実際には、審査員 9名(25名、34名)、審査補充員(25名、34名)

→毎回最低2名の臨時の審査員がくじ引きで選定された 

●審査員にはコード№がある(便宜上、下4桁のみ記載)

914日 起訴議決日

補充員№0346と№3566を臨時の審査員に選定  

審査員№0320は早退 → 補充員№0371を追加で臨時の審査員に選定

審査員8名と臨時の審査員3名の計11名で起訴議決

議決書が未作成のため署名せずに散会

104日 議決書作成日

 審査員、補充員18名は全員出席→臨時の審査員は2名のはず

 臨時選定録には914日と同じ臨時の審査員3を選出した記録

 最高裁の報告によれば、議決した11名と議決書に署名した11名は同一である

 臨時の審査員を選出するのは、正規の審査員が欠席した場合に限る

検察審査会法第二十五条  検察審査会は、検察審査員全員の出席がなければ、会議を開き議決することができない。

 検察審査員が会議期日に出頭しないとき、又は第三十四条の規定により除斥の議決があつたときは、検察審査会長は、補充員の中からくじで臨時に検察審査員の職務を行う者を選定しなければならない。

●何故、審査員が出席しているのに臨時の審査員を選定しなければならなかったのか

→議決をしたメンバーと同じメンバーが署名しなければ、議決書は無効。

●正規の審査員が出席しているのに、臨時の審査員を選出することは検察審査会法第25条に違反する。

8枚目の臨時選定録は、本当に、104日当日のくじ引きによって作成されたのか。

9名の補充員から同じ3名の「臨時の審査員」が選定される確率は?

●検察審査員経験者の話によれば、議決をする時には予め議決書が準備できているのが普通である。検察審査会法は議決書を後日作成することを想定していない。「検察審査会ハンドブック」によれば、「検察審査員が病気にかかったりして、ある期日に開かれる審査会議に出席できない場合に、当日出席している補充員の中からくじで「臨時の検察審査員」を選び、その日に限り検察審査員の仕事をしていただきます。」と説明がある。つまり、914日に選定された「臨時の審査員」№0371、№0346、№3566を、自動的に104日に審査員に選定することはできない。仮にくじを引くとしても、偶然に、104日に再び検察審査員№0326が欠席したり、早退した場合だけである。全く同じ審査員が1人欠席し、同時に全く同じ臨時の審査員が3名選出される確率はどうだろうか。

914日に早退し、議決に参加しなかった審査員が104日にきちんと出席している以上、3人目の臨時の審査員を選定することはできない。

署名した3人の臨時の審査員の選定は無効であり、従って起訴議決そのものが無効である。

震災前に開催された2回のWTでは、法改正の検討委員を務められた高井康之弁護士などから、改正検察審査会法の問題点などをヒアリングしていた。震災によりWTの開催は中断していたが、この間、改正への議論を加速させるために独自に論点整理を行い、法制局と議論を重ねて改正案骨子(私案)が出来た。「起訴議決権限を所轄がない(誰も責任を負わない)行政機関である検察審査会に付与したことによって、国民の人権を著しく損ねることになり、これは憲法違反ではないのか」と最大の論点ついては今後の議論の対象として論点整理にとどめ、今回の私案では、検察審査会の独立と会議の議論の中身そのものについては「非公開の原則」を維持するものの、①「幽霊審査会」などという疑念を国民から抱かれないように、会議の開催状況についての情報開示を法律に明記すること、②逐語的な議事録の作成を明文化すること、③審査補助員を複数にすることによって、恣意的な誘導が行われないようにすること、という検察審査会議の運用上の問題点を改善することに絞り込んだ。今後、この私案をもとに活発な議論が展開され、改正が早期に実施されるようにこれからも全力を尽くしたい。

※本日の資料は森ゆうこ資料サイトでご覧になれます。

地元郵便局長会の皆さんと意見交換

郵政改革法案の早期成立と被災郵便局の再建等について、法案が成立しないことで様々な障害が出ているとの要望をいただいた。一日も早い法案成立に努力することをお約束した。

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気象研究所緊急視察

本日の気象研究所視察は、貴重な研究結果や調査活動などが今回の原発事故に全く活かされていないという情報を受けて、昨日気象庁から報告を聞いたが要領を得ないため急遽実施。

指摘した問題点については改善が図られると思うので、詳細報告は気象庁の対応を見てからにしたい。

朝10:00から調査にお付き合いをいただいた皆さんに感謝。

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    α線検出器。予算も無く、研究者が退任したため活用できず。

    ストロンチウム試料。一度純化させなければならず検出が難しいとされるが、ここには国内でも数少ない検出機器があり、予算と人手さえあれば可能。

    若手研究者が事故直後の316日から走らせているモデル。放出源情報が分からなくても濃度の拡散分布を予測することは可能。

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    ゲルマニウム半導体γ線検出器。起動しているのは1台のみ。他にもあるが、   以前の予算削減によって液体窒素が補給できず停止していた。今回起動させてみたところ故障していて使用不能に。

    青山道夫先生。アポなし・初対面で押しかけたにもかかわらず快く対応してくださった。海洋における人工放射性核種の挙動の研究の権威。

    ⑦ 五十嵐康人先生。アポなし・初対面の押しかけ国会議員にも丁寧に説明してくださった。放射線管理区域である放射能測定室よりも屋外の方が放射線量が高いことをサーベーイメータを使って見せてくださる。放射性物質に関連する大気エアロゾル研究の第一人者。

延長国会スタート

今日から延長国会スタート。

これまで国対の仕事で出席出来なかった党の「原発事故対策PT」に出席することができた。

放射線防護対策費(自治体独自対策の財政支援を含む)や今まで東電任せだった原発事故対策費を2次補正予算に必ず盛り込むべきである。多くの議員が強く提言。

木村真三博士が明朝8:00からの原発事故対策PTで講演。

NHK「ネットワークで作る放射能汚染地図」で話題となった、厚労省の研究所に辞表を出し事故直後から放射線測定や被災者支援に奔走している勇気ある研究者だ。

出来るだけ多くの議員に木村博士の講演を聞いて欲しい。

東京第五検察審査会

❶8月から第2群と第3群の審査員、審査補充員に。そのうち宣誓書に署名していない、つまり一度も出席しなかった審査員2名、補充員2名。従って毎回少なくとも2名の臨時審査員が選定された。臨時選定録の順序が最高裁の言う通りだとすると

❷7回目と8回目にくじ引きで選定された臨時の審査員は同じ3名の補充員。しかし、情報公開された審査員等の旅費支払い調書(氏名、備考欄等は黒塗り)を見ると、宣誓した審査員、補充員計18名は全員出席している。それでは何故臨時の審査員を選定する必要があったのか。

支払われた金額を見ると7回目に早退した審査員が一名いることが分かる。この審査員はその前にも早退したことがある。支払い調書には氏名はないもののコード番号で識別できる。つまり、正規の審査員が早退したために臨時の審査員を選ぶことになったのが914日の議決日。

審査員経験者の話によれば、議決する日には予め議決書が用意されて最後の議論をしたのちに議決し署名していたという。検察審査会法も議決後七日間、議決書要旨を掲示することとしており、そもそも議決日と議決書作成日(署名日)が違うことは想定していない。

議決書作成日に議決日と同じメンバーが署名するためには、同じ審査員が出席(欠席)する。同じ補充員が出席し、議決日に選定されたと同じ補充員がくじ引きで偶然に選定される必要がある。果たしてその確率は?今、手元に書類がないので週明けに再度確認するが、

議決書作成日には、に記述したように、審査員は全員出席していたはずである。審査員が出席しているのに臨時の審査員を選ぶことはできないはずである。何故このようなリスクをおかしてまで914日に、「予定は無かったが、議論は煮詰まったとして、急に議決することに」?

「ビートたけしのテレビタックル」に出演&イタリアメディア

久しぶりにテレビタックルに出る。

放送日:6月13日(月)21:00~21:54

■放送局
テレビ朝日系列

電気事業法による節電を要請する前に、電力の供給能力と需要について各電力会社に情報開示を求め、徹底的に検証するべきという議論はやはりオンエアされなかった。

イタリアのメディアから取材依頼。
原発についての国民投票の結果について本日14日午後2時からインタビュー。
この間はPressTVからも20ミリシーベルト問題についてインタビューを受けた。
「脱原発」発信と行動を続けよう。

新潟活動photo

3月24日~4月6日(クリックすると拡大画像でご覧頂けます)1303_0444_2 1303_0443_2 1303_0442_2 1303_0441_2 1303_0440_2 1303_0439_2 1303_0438_2 1303_0437_2 1303_0436_2 1303_0435_2 1303_0434_2 1303_0433_3 1303_0432_2 1303_0431_2 1303_0430_2 1303_0428_2 1303_0427_2 1303_0425_2 1303_0424_2 1303_0423_2 1303_0421_4 1303_0421_3 1303_0420_2 1303_0419_2 1303_0418_2 1303_0417_2 1303_0416_3 1303_0415_2 1303_0414_2 1303_0413_2 1303_0412_2 1303_0411_2 1303_0410_2 1303_049_2 1303_048_2 1303_047_2 1303_046_2 1303_045_2 1303_044_2 1303_043_2 1303_042_2 1303_04001_2

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良い場所に!・・&造血幹細胞事前採取について

明日の参院予算委でようやく衆院の集中審議(NHKTV入り)開催回数と審議時間に追いつく。
9:00〜11:54、14:00〜17:00。
毎回視聴者から「何でいつも一番いい場所に座ってるんだ!」と激励(?)を頂くが、与党筆頭理事ですので。
その裏には野党との交渉と懸案事項の処理が…。

原発作業員の造血幹細胞事前採取。
厚労省は実施しない理由として、安全委の評価結果と実施不要、不適切である旨の学会の見解を持ってきたが、がんセンターの6/3付方針   http://www.ncc.go.jp/jp/ との整合性を指摘。再度検討するが、官邸が決断してくれないことが最大の要因とのこと。
議員立法作業中。
日の目を見るかどうかは分からない。
立法しなくても内閣の決断で出来るものばかりなのだが。

新潟活動記

民主にいがた地方自治体議員フォーラム@ANAクラウンプラザホテル新潟Hp001

五十嵐会(新潟大学同窓会)@ときめいとHp002

政局

情報を隠蔽し、国民に正しい防護策を教えずに被ばくさせ、現在もなお対策を実施していない菅内閣。
これだけでも退陣を要求する大義は充分である。
このままでは国民の健康、命を守ることはできない。
総理は政策を具体的に提案してほしいと谷垣総裁に答弁したが、具体的な政策提言は何度もしている。
不信任案が可決されれば解散すると恫喝しているようだが、地方選挙を実施不可能として特措法で延期している。
無理やり選挙しても無効になると、何故マスコミは報じないのか。
また、民主党内で真っ先に厳正な処分を受けるべきは、違法な外国人献金を受け取っていたことを自ら認めた人々である。
ポスト菅総理の名前を言った途端に、メディアの報道はそこに集中し、あら探しが始まり、徹底的に叩くことによって総理の延命をはかる。今は言うべきではない。
情報の開示。
放射線量の高い地域の全ての学校にエアコン設置。
学校給食に安全な食材と水、牛乳の確保。
プール事業の禁止。
児童のサマーキャンプの速やかな実施。
住民の被ばく実態調査と健康相談、医療支援。放射性汚泥や校庭表土の処分。
なぜいつまでも検討中なのか。
今の状況が政治空白なのだ。

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