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2013年1月

小沢代表記者会見書き起こし

Bandicam_20130131_130331772 1月25日に開催された生活の党2013年度定期大会終了後、小沢一郎代表が、生活の党代表就任後初めての記者会見に臨みました。以下会見の要旨です。
【内容】
○次期参議院議員選挙について
○安倍政権の経済政策について
○今後の外交について
○日銀総裁人事について
○記者会見について
○党役員について
________________________________
○次期参議院議員選挙について
Q.次の参議院選挙はどういった枠組みで戦うのか。また目標議席数は何議席か。
A.どこの党ということはない。我が党でやる。ただ同じ志を持っている人との協力はもちろん、できればやっていく。基本は我々の政策と、我々の政治主張を掲げて参議院選挙に臨む。政党の議席獲得目標は常に過半数。しかし現状では我が党だけでは過半数を取れるわけではないので、一人でも多くの人たちと力を合わせて、現職が6人いるわけだからその6人はもちろんだが、さらに候補者の擁立は進めていきたい。
Q.次の参議院選挙では何が争点となるか。もしくは何を争点化しようとしているか。
A.原発が大きな関心事にならなかったということは、やはりもう安心だ、安全だ、安定しているということが、いろんな形で流布されて、国民もそれで頭に入ってしまったということが大きいのではないか。ドイツでは日本の福島の原発事故でもって原発全廃を決めた。その当事国の日本が安全だ、安心だと言って無関心でいられるということは世界から見たらものすごく不思議でしょうがない話だと思う。これはやはり、意図的に原発事故が収束したというような宣伝が、国民の頭の中にインプットされていた結果だろうと思うが、なお、福島原発は収束していない。この間原発のところの魚ではかってみたら大変大きな放射能の数値が出たでしょう。これはどんどん(大きく)なるだろう。コンクリートの床が抜けたら、地下水から、もちろん海水もつながっているからそうだが、みんな放射能汚染されるということになってしまう。あと何十センチだというのは一時発表されたが、それ以来マスコミには全然のっていない。1メートル数十センチのコンクリがあと数十センチでもって抜けてしまうという発表だった。とても少なかったが東電で発表した。その後どうなったのか。だれもわからない。地下に抜けたらどうなるのか。ですから私は依然として原発の事は大きな問題だと思う。それで、要は電気の供給、電力の供給が大丈夫かという問題と、コストの問題である。電力会社としては経営が成り立つかどうかという話である。だからコストの面でもガスコンバイン方式とか、日本は非常に高い技術をすでに作り出しているのだが、それをなかなか言わない。なので原発推進論の中でなかなか日の目を見ない。少しずつ交換されてきているようだが。それから経営の問題からいうと、今当面オイルや何かを仕入れてコストがかかって大変だという話があるが、それと例えば新しい再生可能エネルギーで個人や民間が作った電気を電力会社が買うとなっているが、高い買値でないと個人もやる人がいなくなる。ドイツではそれにも一般財源をずいぶんつぎ込んでいる。数千億に上る新しいエネルギーのための財源をつぎ込んで、電力会社の経営もおかしくならないように、そして新しいエネルギーを個人でもできるように、地域でもできるように。そういう意味では原発を廃止したからと言って、その地域での火力への転換とか、風力への転換とか、水力とか、太陽熱とかそういった拠点にしていけば、地域においても急激な財政の変化、あるいは経済効果も落ち込まずに済むと思う。いずれにしても原発は大きな国民的課題として、もっと国民自身が安全、安心、収束ということに惑わされないで、真剣に考えないと、日本の明日はないという話につながってしまうので、これはやはり主張すべき価値のある問題だと思う。それからもちろんすべてのことは、言葉で言うと官僚主導から政治主導、中央集権体制から地域主権。(国の)お金と法的な権限を全く地方に移譲することによって、地域の活性化を図っていく。国は国の政策に専念する。このテーマは難しく、理解されにくいが、やはりやるべきだと思う。それからこのままだと人口がいなくなってしまうから、人づくり。これは子ども手当ということだけではなくとも大事である。それから年金等の社会保障関係は、政権交代の時に民主党が言った年金の姿は、見えなくなってどこにいったかわからなくなってしまった。そもそも消えた年金でもって政権の足掛かりにしていったわけだから、それをもうどこかにすっ飛ばしてしまって、それをまた国民があまり追求しない。日本人はすぐに諦めるからだが、大きなテーマとして訴えていける問題ではないか。争点はいろいろあり特定のものはないが、そういう類のもの。それからやはり国際関係で外交、安保は国民が少し関心を持ち始めたのかもしれない。そういった事柄ではないか。
○安倍政権の経済政策について
Q.安倍政権の経済政策には具体的な政策が必要ではないか。
A.安倍内閣の経済政策は、森(ゆうこ)君が言ったように財源論を取っ外したということについては、大いに我々の主張をしやすくなったということはあるが、国債をどんどん増発しても景気を良くするのだ、という中身が、小泉流の、トータルとして日本の、具体的に言えばGDPを大きくすれば、結果として全体もレベルアップするのだ、という議論だった。しかし小泉改革の結論は、トータルとしては大きくなっても、個々の人たちの所得は下がる一方という、格差は大きくなる一方というものだった。今回も同じような感覚と考え方の下に行われているのではないだろうか。例えば子ども手当の話も森君が言ったが、ばらまきだばらまきだと言って大合唱だったのだが、ばらまきでも何でもない。今の安倍さん流のやり方こそばらまきになるわけで、子ども手当はフランス、ドイツでも十数年前からやっているし、これによって出生率が著しく回復して、現在に至っていることも周知の事実である。日本の状況は、このままの出生率と死亡率で行けば、100年後に日本の人口は4000万人、300年後に300万人、500年後に20万人という数字がある。500数十年後には日本人は死に絶えるということになってしまうわけであり、そういうところにお金を使うということがなぜばらまきなのだろうか全く理解に苦しむ主張である。今の小泉流的な感覚の下での安倍内閣の経済政策というのは、それこそばらまきの中で、国民の、庶民の生活ではなくして、ただ単にトータルの数字を上げればいいと。それは大きな企業等に資するけれども、国民生活のレベルアップには役に立たないという類の繰り返しにすぎないのではないか。私自身、個人的には無駄を省くことで財源は十分まだまだ出てくると思っているが、みんながそんな大改革ができるとは頭で思っていないから、説明して理解してもらうというのも非常に時間を要するし、難しいから、結局は財政の出動ということになるわけだが、そういう意味では森君が言ったように、必要なものは財政で国債を発行してでも当面はやるのだ、という言い方が全然肯定されたような話であり、私は無秩序な財政の出動、国債の発行というのは決していいとは思っていないが、将来に非常に大きな効果と結果をもたらすような、そして国民生活を維持しレベルアップするための施策は決して無駄な投資にならないと思っている。そういう意味では当面財政が足りなければ、国債を増発してでも必要なことはやるということはいいと思う。しかしいずれにしても国の大改革をやるということを並行して進めないと、国債だけに頼るという感覚が大きくなっていってはあまりいいことではないと思う。いずれにしても国債を使ってでもやる、財政出動する、その使い方、使い道、目的、そういうものは全く安倍さんの今やっていることとは違っているので、中身は全然違うし、我々の目指しているところも違う。だからそこをはっきり国民皆さんに説明するよう心掛けたい。
○今後の外交について
Q.安倍政権の外交方針についてどう考えているか。また参院選で自公が過半数を獲得した場合、改憲も含めどういった政治状況になると予想されるか。
A.理念を背景にした論理的、合理的な方針はないのではないか。だから、日本人が人質になって殺された→自衛隊派遣かという話にすぐなってしまうが、このことが非常に短絡的で危ういと申し上げている。歴史の事実はすべて、邦人の人命と権益擁護ということによって軍を海外に派遣したという事実で、戦争というのは皆それ(が発端)で起きている。それをなくそうということで国際連合ができたわけだから、(日本が)紛争の直接の当事者となるのは私の理屈で言うと、国連の作業の時のみである。あとは個々の国が個々に、個別的自衛権の拡大の発動になるのだけれども、個別的自衛権をどこまでもどこまでも拡大して解釈したらきりのないことで、日本人は世界中どこにでもいるし、大小あっても日本の権益といわれるものは各国全部持っているし、その都度何かあった度に軍隊を派遣するという話になれば、世界の秩序も平和もなくなってしまう。だからメディアの皆さんもよく考えて報道してもらいたい。ということであえて今日申し上げた。海外で(日本の)人が殺されたらすぐ軍隊を派遣するということに結び付くというのは、非常にお粗末な、幼稚な議論だと思う。それから、参議院選挙でこのままでいくと、自公および自公に連なるであろうグループの人たちを考えると、結果として多数を取るのではないか。だからこのままではいけないと考えているが、先も言ったように、暮れの選挙も自民党は前回の選挙より票を増やしていない。同じか減らしている。それでも3分の2以上とったということだから、これはなんでだと。10%の国民の皆さんが棄権してしまった、というのが最大の直接的原因だが、なんで棄権することになってしまったかということを我々は考えなければならない。いずれにしても我々は自分たちの主張をきちんと国会で言えるだけの基礎的な議員グループは確保していきたい。
○日銀総裁人事について
Q.日銀総裁に必要な条件は。
A.内閣として自分の政策をやりやすいようにする人を選びたい、という気持ちは持って一向に構わない。ただ昨今の事を見てみると、日銀の客観的、中立的な形で金融政策をやっていくという観点から見ると、選ぶときはそういうことで選んだとしても、日銀はやはり直接政治的な意向にすべて囚われていては、財務省と同じだから、行政とは一歩違った立場で、客観的、中立的に、この意味は政治的中立ということではないが、そういう立場で金融経済を判断して、政策決定をするところだと思う。何でもかんでも内閣の言うとおりでは、日銀の本来期待されている役割はできないのではないか。そういう意味で、内閣が自分に近い人をというのは誰だってそう思うから、それはそれで結構だが、日銀総裁あるいは日銀幹部になる方には、そういう見識と気概を持ってもらいたい。そういう人になってほしい。
○記者会見について
Q.今後の会見については。また外国向けの発信は。
A.代表に就いた以上は定期的に会見を行う。それから、特に外国の、在住の日本人はもちろんだが、ほかの国の人にも我々の考え方をきちんと伝えたい。直接伝えないと、バイアスのかかった形で情報が流れると誤解のもとになるし、直接私の主張を聞いてもらえれば、賛否は別として、外国の方々は非常に論理的、合理的な思考をする人たちだから、意見そのものはきちんと理解してくれると思う。その意味でもネットやあらゆる機会において、英語でもわかるような形にしたい。
○党役員について
Q.党の役員について具体的な考えは。
A.今しがた代表に就任したばかりなので、特別考えていない。少人数なので全員野球になるだろう。国会もあることだし今日中に顔ぶれを決めたい。
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NHK「日曜討論」に出演致します。

Bandicam_20130130_135833882 番 組 名:『日曜討論』

放送日時:2月3日(日)午前9時~10時【生放送】
          総合テレビ・ラジオ第1
          生活の党総合政策会議議長として出演。

主な内容:●経済政策について
  • 補正予算案・新年度予算案について
  • 金融緩和について
      ●税制改正について
      ●重要政策課題について・・・・等

代表代行と第183国会

130129
小沢一郎新代表の元、再出発をすることになりました。
私は、代表代行を拝命。
もう一度、国民の生活が第一の政治を実現する政権を樹立するために全力を尽くしてまいります。
これからもよろしくお願いいたします。
--------------------
第183国会が開会し、安倍内閣総理大臣の所信表明演説が参議院で行なわれた。
原発のげの字もないことにまず驚いた。
強い日本が強調されるだけで、社会保障制度改革も格差解消も全く触れられることはなかった。
→基本政策はこちら

(生活の党 基本政策に「新技術も活用して抜本的な放射能対策を実施する」という一文を入れました。今後、有識者をはじめ、国民の皆さまからご意見を頂戴して進化させ、具体的に実施されるよう最善を尽くしてまいります。)

代表に選出された衆議院議員・小沢一郎氏のスピーチ全文

130125ozawa
 ただ今は,ご出席の皆さまの総意を以って新しい出発にあたって党の代表をということで,ご推挙を賜った訳でありますけれども,この皆さまのご推挙を引き受けるにあたりまして,わたくし自身,何人かの方がたからお話しを頂きました時に,非常に考え,どうすべきか,ということに悩みまして,やはり,このような皆さまの御厚意を受けるに当りまして,なお,心の中に,自分が代表に就任して果たして本当に皆さまのために,そして,国民のために,或いはまた日本の国の将来のために,いいのだろうか,という自分自身の心に問いかけている状況であります。
 その理由は,ひとつは昨年の総選挙におきまして,色々な原因はあったといたしましても,本当に多くの仲間,同士を失ってしまいました。当選してもらう事が出来ませんでした。その事につきまして,自分自身として本当に心から強く責任を感じております。そういう意味におきまして,形の上では,勿論「未来の党」に合流し嘉田代表の下で闘った訳でありますけれども,自分の皆さんに対する,同士に対する協力と力添えが充分出来なかったという思いで一杯で御座います。そういう自分自身の気持ちが,ひとつ。
 それから,もうひとつは,わたくしは色々と「表に立て」「表に出ろ」「先頭に立て」という事を多くの方から言われております。
 自分自身,何も,今までも,これからも,陰に隠れているつもりはありませんけれども,ただ,わたくしが代表として,或いは先頭に立って政治活動を行えば,必ず,皆さんも御承知の通りに,過去の3年半の権力の濫用による,私自身の政治活動は制約された3年半でありましたけれども,それに象徴されるような意図的な批判や誹謗中傷に晒される。まあ私自身は我慢すれば済む事ですけれども,その事によって皆なに迷惑を掛けるんじゃないかと,そういう思いを,たいへん強く持ち続けております。
 そういうようなことで,本当に今日に至るまで,何人かの方からこのお話しを聞く度に,思い悩んで参った訳であります。
 しかしながら,今申し上げました事は,既にこの会場にお出での皆さんが御承知の事であり,その事を分かった上で敢えて自分に代表を命ぜられた事なのだろうと,そのように考えまして,ここまで皆さんから御支援頂き,信頼頂き,御推挙頂く以上は,自分も非常な決意をもって,その代表の責任を果たさなければならない。(満場・拍手15秒間) 
 (小沢議員・少し涙)有難う御座いました。
 今,本当に皆さんの御厚意を,直接,いただいて,その決意を新たに致しました。その御心添いは,わたくしの力の及ぶ限り,全力で皆さんと共に,国民のために,日本の国のために,頑張って参りたいと思います。(満場・拍手)どうぞよろしくお願い致します。(小沢議員・礼)(満場・拍手20秒間)
 
 御推挙頂き,自分も皆さまの前で決意を申し上げましたので,この機会に党の代表として,若干,自分の思いを申し上げたいと思います。
 政党の命は,やはり政策でございます。
 勿論,まだ日本の風土の中では,論理的・合理的な政策とその説明が必ずしも素直に選挙結果に反映するということには,まだ残念ながら至っておりません。しかしながら,わたくし共は飽くまで,何と言われようとも,我々が国民の皆さまに約束した,そして我々の信念に基づいた政策を,その大義の旗を,飽くまでも掲げて行かなければならない。
 それが,政党のあるべき姿だと思います。
 この,政策の基本はわたくしが敢えて今申し上げるまでもなく,先般の選挙においても,そしてまた「国民の生活が第一」という我々の基本の原則,或いはまた,更に,もう少し遡れば「政権交代」の時に,国民の皆さまに御訴えした,それで約束した,その原点に戻れば自ずから決定されるものと,わたくしは,そのように考えております。
 我々は飽くまでも,国民の生活,命と暮らしとを守って行く,この事を前提といたしまして,政策をあらためて『生活の党』として政策を訴えて参りたいと思います。
 今日は基本政策の発表もある訳でございますが,この基本の政策を,できればぜひ,広範な国民の皆さん,そして有識者の皆さんの御意見,御協議を頂いて更に質的に良いものをつくり上げて行きたい。
 特にあと半年で参議院の選挙でありますので,出来るだけ早急に,そしてより良い,いいものを国民の皆さまに,あらためて,申し上げたい。そのように考えておるところであります。
 それから,もうひとつは政党,そして民主主義の,正に基本は,因って立つところは,主権者の総意。主権者の総意を示されるものは,選挙であります。
 その意味で今申し上げましたように,参議院の選挙が6か月後,半年後には通常選挙が行なわれる予定になっております。この参議院の選挙は,今までの選挙戦にも増して,本当に日本の将来にとって大事な,大事な行く末を左右する選挙戦だと思います。
 昨年の選挙で,自公は衆議院で3分の2の議席を獲得致しました。もし,夏の参議院選挙で,同様に自公,そして自公に連なる勢力とが一緒になって,結果として同じような参議院においても議席を占めるという事になりますと,本当に,その場その場でやりたい放題の政治が行なわれるという可能性が非常に強い。
 勿論,国民にとっては何党であろうが,民主党であろうが自民党であろうが,どの党であろうが,国民のための良い政治をしてくれればいい訳でありますけれども,今日(こんにち)の新しく誕生した安倍内閣そして自公の状況を垣間見ておりますと,非常に,日本の将来にとって,危うい。危険な要素が見えて来ております。
 勿論,単純に右とか左とかと言う事ではありませんけれども,それぞれの政党の或いはリーダーの理念・信念に基づいてその論理的結果で結論が出されるものであれば,それはそれなりに国民も我々も含めて意見はしてみてもそれなりに理解をすることが出来る訳でありますけれども,今日(こんにち)の状況を見ると,そのような理念や或いはしっかりした論理や合理性というものは,感じられません。その時々の,その時の思い付き,或いはその時々の自分の感情でもって色んな事を言い,色んな行動をするというきらいが,非常に強く,感じられます。
 今日は具体的な色んな事を申し上げる訳ではありませんけれども,俗に言われる「憲法改正」やなんだかんだと言う話しであります。
 特に,最初に黙祷致しました。アルジェリアでの問題が発生致しました。国際情勢を今日は言う話しではありませんが,こういうような不安定な状況は,わたくしは今後も更に続くのではないかと思っております。そういう中でですね,自衛隊の派兵ということが,また,言われるようになり,マスコミの場でもそれが当然であるかの如く議論がなされております。これも,謂わば日本人の生命や,或いは日本人の権益が危うくなった時に他所に軍隊を派遣するということは,正に海外派兵そのものでありまして,これは,あらゆる戦争というものも,そういう美名の下で軍を外へ派遣してきた。これが戦争の大きな理由であります。
 
 わたくし共は勿論,わたくし共の,国民の生命・財産を守ることをしっかりと行動しなくてはなりませんけれども,国際問題を一国の軍事力によって解決するという事は不可能である。そして更に紛争を大きくするという事は,過去の歴史を見ても,そしてまた,最近のイラクやアフガンがどうだという事を考えてみましても,世界最強の米軍,何万投入しようが,決して民を安定させることはできないということを証明している訳であります。(満場大拍手・7秒間)
 わたくし達はそういう意味で,第一次大戦後には国際連盟,そして第二次大戦後には国際連合を,世界の総意として作った訳であります。
 まだまだ,国連なんて当てにならないと,機能しないということを仰る方もおります。勿論充分でないことは,その通りであります。「北朝鮮の核実験の非難決議」も,ようやく,妥協の産物で出来たような状況でありますから,充分な機能を発揮できていないことはその通りですけれども,しかしながら私達はやはり,より良いものを,そしてより多くの国民の皆さまの,そして地球上の皆さんの理解を得ながら紛争を解決し,平和を維持しなければならない。
 そういう事に考えを致せば,当然この単独な海外派兵という事が,どういう意味を持つのかということは当然分かるはずでありますけれども,わたくしはそういった議論が,メディアの間でも全くなされずに,ただ人質になって日本人の命が失われたという事のみで海外派兵という事に道を開くような議論というのは,非常にわたくしの言う基本の平和貢献にも反しますし(満場拍手6秒間)それから,わたくし共が国際社会で生き延びて繁栄をし平和を守って行く上では,わたくしは全く短絡的な議論だと,心から思っております。(満場拍手7秒間)
 ちょっと横道にそれてしまいましたが,そういった中での現在の政権,そして参議院の選挙であります。従ってわたくし共は,今のような政治では駄目だと言う多くの人々と力を合わせなくてはなりません。
 しかしながら,その力を合わせる,連帯・連携の基本はやはり,政治の理念であり,基本の政策であると思います。そういう意味で私達は,我々が「国民の生活が第一」というその原則に基づいた政策を,大義を,最後まで掲げ,その共通する共有するお互いの力を,皆なでもって力を合わせて何としても参議院選挙においては,今言ったような無茶苦茶なその場その場の思い付きの政治を,させてはならない。そのための力を国会内において,参議院内において,維持して行かなくてはならない。そのように考えております。
 当面,わたくし共の党と致しまして次改選期を迎える6人の現職議員がおります。北から申し上げますと,青森の選挙区・平山君(参議院議員・平山幸司氏)と,新潟の選挙区・森君(参議院議員・森ゆうこ氏)そして広島の選挙区・佐藤君(参議院議員・佐藤公治氏),この3人が選挙の候補者として選挙戦に臨むことになります。それからまた,比例区でははた君(参議院議員・はたともこ 氏),広野君(参議院議員・広野ただし 氏),そして藤原君(参議院議員・藤原良信 氏)と,これまた3人の今現在,現職の候補者が夏の参議院選挙戦に臨むことになります。勿論,現職以外にも今一緒に選挙活動を共にしたい,参議院選挙にも参加したいと言う方もお見えになっておりますので,その皆さんの中からも候補者を決定しながら,一緒に力を合わせて頑張って行きたいと,そのように考えている所であります。
 いずれに致しましても本当に小さな所帯になってしまいましたけれども,考えてみますと,我々もそして民主党もですね,ちょうど合併前の状態に戻ったというような現状で御座います(笑いながら)。その事を思うと,よくこの状況の中から政権を取るまで頑張ったなあという思いを(満場笑いと拍手)しておりますけれども,正に,その事を考えてみれば,今日(こんにち)の現状からスタートしたそもそもの民主党政権でありましたが,わたくし達が心を新たにして,ほんとうに,国民の皆さんの,そして日本の国の将来を見据えて考えた時に,もう一度,国民の皆さまのための「国民の生活が第一」という基本原則,基本の理念に則った政権を,もう一度打ち立てたい(満場拍手・約20秒間)。
 こうして自分を省みず代表をお引き受けしたからには,今申し上げました,その決意をあらためて自分自身で心に刻み,そしてまた,皆さまの前で申しあげまして,わたくしの代表就任の御挨拶といたします。誠に有難う御座いました。(満場拍手続く)
(支持者書き起こし)

生活の党 2013年度定期大会

Hptop

        大 会 名 : 生活の党結党大会

        開催日時 : 1月25日(金)午前10時より( 所要1時間程度 )

        会  場 :  憲政記念館 講堂

        大会構成 :  代議員・党所属国会議員・幹事会で定めた者

                        ご来賓

                        オブザーバー

                        報道関係

        議  案 : 代表選出

                代表挨拶( 今後の活動方針等 )

                役員体制

                綱領・規約改正

                基本政策について
----------------------------
小沢一郎氏新代表に選出
ニュース記事はこちらから 動画はこちらから

代表記者会見(書きお越し)

1301211

【森ゆうこ】  皆さん,すみません。大変お待たせいたしました。
今ほど,今週の党大会に向けまして党大会を開催し役員会を開催し,とにかく再出発ということで,元気の出る大会にして行こうということで,様々検討し,準備のために議論したところでございます。そこで少し遅れて申し訳ございませんでした。
 今,党規約,それから綱領,基本政策,またその他のことについて議論をさせて頂いている最中でございますので,金曜日にしっかりとしたものを発表させて頂き,皆さまからご了承を得たいという風に思っております。
 それから,今般発生いたしましたアルジェリアにおける石油プラントのテロ事件につきまして,国籍を問わず被害に遭われていらっしゃる皆さんが,一日も早く安否が確認され,無事が確保されることを心からお祈りを申し上げたいと思います。このような行為に対して,断固抗議をするとともに,邦人の安否の確認,あるいは救出について日本政府がきちんとした情報を確認した後でございますけれども,わが党といたしましては,今後こういう事件のあった時の邦人の安否確認・救出について検証し,そして提言をさせて頂きたいというふうに思っております。
 私のほうからは,以上でございますので,あとは皆さまのほうから御質問をお受けしたいと思います。
.
【時事通信記者】 今日ですけれども,既に撤回をされているようなのですけれども,麻生副総理が,高額医療費の問題を社会保障制度改革国民会議で「死にたいと思っても生きられる。政府の金でやっていると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ぬようにしてもらうなど,色々考えないと」と言った発言や「チューブの人間だって,私さっさと死ぬから,遺書を書いて,そういう必要はないと手渡しているからそういうことは出来ない。そう言うと死にませんものね,なかなか」と言った発言をされた。一部批判の声も上がっているが,森さんとしてどういったお考えか。
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【森ゆうこ】 本当にそのような発言が,あったんでしょうか?
 どのような御発言があったのか存じ上げませんので,その発言に対してどうのと言うことは,なかなか出来ないんですけれども。
 まず,尊厳ある生をまっとうする,わたくしはこれが,医療の果たすべき役割だと思っております。間違っても,今あったような表現で言われるべきではない,というふうに思っております。
 じつは,わたくし,今,地元・新潟県で毎日雪の中を歩いておりまして,高齢者の皆さんから,「やはり,長生きしてちゃあいけないのか?」「俺たちはこれ以上生きていてはいけないようなことを言われている気がする」そう言うお話しもございまして,「そんなこと,ないですよ。健康で長生きして頂きたい。皆さんが安心して尊厳ある生をまっとうできるために,様々な社会保障制度改革・医療改革・そうしたことを行うのが我々・政治の役目です」そういうお話しもさせて頂きました。
 また,アベノミクスということが言われている事ですけれども,特に豪雪地帯で皆さんから言われるのは「アベノミクスというのは自分たちの生活にどう反映するのか,全く遠い世界の話である」ということも頂いております。
 あらためて,我々は「生活の党」ということで,政治の目的は,ごく普通の倹しく,真面目に暮らす国民の皆さんが,安心して生活できるそういう社会,そういう日本をつくる,そのために政治がある,ということで,そのような皆さんの意見をしっかりと受け止めて,みんなで力を合わせて頑張って行きたいと思っているところであります。
 少し話が長くなりましたけれども,仮にそのような発言をされたということであれば,わたくしは,これは到底許されることではない,というふうに思っております。
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【産経新聞記者】参議院選挙に向けた野党共闘についてお伺いしたいのですが,代表,今の所参議院選に向けた他の党との協力についてどのような展望を描いておられるのかというお聞かせ下さい。
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【森ゆうこ】 展望と言いますか,この間,様々な協力体制が築かれることをご期待をし,それぞれの立場で様々な働きかけ,あるいは御提案を頂き,働きかけを受けると言いますか,色々な動きが有るという風に承知を致しておりますけれども,今の所,特別,本日わたくしのほうから申し上げることは御座いません。
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【記者】 民主党から一応離党されて,旧『国民の生活が第一』が結党されたという経緯がございますが,民主党との連携については,どのようにお考えでしょうか。
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【森ゆうこ】民主党というよりも,同じ政策,政策の目的,簡単に言って見れば「国民の生活が第一」 普通の生活をする国民の側に立った政策をする,それを行うことを目的とするグループとはできるだけ連携をして,一緒にたたかわなければ,今回は自民党・公明党,非常に強い与党が誕生している訳ですので,参議院選挙,これは自公がまた大勝することになりますと,本当に何でも通ってしまう。大政翼賛会の,そういう状況が生まれると思いますので,それを防ぐ意味でもできるだけ協力関係を築ければ良いという風に思いますけれども,そこは,それぞれ,大義がなければいけませんので,そこがどう構築されるかだと思います。
.
【森ゆうこ】 よろしいですか?
(笑顔で)ありがとうございました。
(支持者書き起こし:完全版)

動画はこちらから

森ゆうこ代表記者会見

標記の件下記の通り開催いたします。
                                   記
1.日時:平成25年1月21日(月)  16:00(15:30開場)
2.場所:生活の党 本部 
 
動画はこちらから

NHK「日曜討論」森ゆうこ発言書き起こし

NHK解説主幹・神志名 泰裕(日本記者クラブ企画委員)
「続いて、生活の党の森代表です。日程の関係で中継での参加です。森さん、よろしくお願いします」
生活の党代表・森ゆうこ参議院議員
「よろしくお願いいたします」
神志名「さっそく、第一点に、これまでの経緯についてお聞きしておきたいと思うんですが、生活の党、前身の国民の生活が第一。先の衆議院選挙では、日本未来の党と合流をして戦いいましたが、破れて一ヶ月で分かれたということ。従って選挙目当ての対応ではないかといった批判も聞くんですが、どうお答えになりますか?」
森「はい。衆議院総選挙の前に、まず福島原発事故後、はじめての総選挙。原発をゼロにしてほしい。具体的に、絵空事ではなく、原発を確実にゼロにしていく。エネルギー革命を起こしていく。
そういうみなさんの尊い想い。その一票に託していただく。そういう勢力を結集してほしいという、大変大きなご要請もございました。
そういうなかで、日本未来の党、嘉田代表が結成され、我々も合流したわけですけれども、残念ながら選挙に大敗し、そしてまた、わたくしどもは合流した党というものは変わっておりません。
そのまま、惨敗いたしまして、選挙によって生じた大きな負債。それを責任を持って引き継ぎ、また、選挙区で300万票、比例区で340万票という尊い皆様のそのご一票。その思いをしっかりと引き継いで、国政政党としての責任を果たさせていただくということでございますので、どうぞよろしくお願いいたします」
神志名「そこで、生活の党。今年、何を掲げて戦うことになりますか?」
森「はい。やはり、実際の生活が良くならないと。いま安倍政権で、アベノミクスということで、緊急経済対策。大幅なものが提案されておりますけれども、それ自体はもちろん経済を回復するために必要なことはいいと思うんですけれども、実際に国民の皆さんの所得が改善する。生活が改善する。
それがなければ、本当の景気回復、経済成長はないということで、そのことについて、国会で徹底的に論戦を挑み、また参議院選挙でも戦っていきたいと思いますし、また、原発をゼロにする。エネルギー革命を起こしていく。
これは衆議院総選挙のときに、みなさまに必ずしも具体的なメッセージが十分伝わっていなかったという反省も踏まえて、このエネルギー革命こそが国民の命、そして、子どもたちを放射能から守り、新たな産業を創生する。そして特に、地域の雇用を作っていくのだ、ということをもう一度訴えていきたいと思います」
神志名「はい。そこで、安倍政権。どういうふうに向き合っていくのかという点です。さきほどちょっとお触れになりましたが、安倍政権の経済財政政策。これについての評価、どうなんでしょうか?」
森「はい。いま大変デフレ経済が長引き、さらには足下の経済が大変な状況になっておりますので、緊急の経済対策は必要だと。それも大胆な形で必要だということは異論はございません。
しかし、その中身をよく点検してみませんと、従来型の方法でばらまくということですと、結局、地域経済も潤わない。活性化しない。ごく一部の一流の企業、あるいは団体等に、大切なみなさんの税金が回って、結局は経済の本当の意味での回復につながらないという危惧がございますので、ここを徹底的に検証していきたいと思います。
それからもう一点、重要なことは、ひも付き補助金で、例えば公共事業をやるということになりますと、このひも付き補助金で行なっていくということが壮大な税金の無駄遣いを生み出しますので、地方分権、地域の実情に合った創意工夫が活かせるようにということは、この緊急経済対策でも検証しなければならないと思っております」
神志名「はい。安倍政権に対して、こうした経済政策をはじめ、どういうスタンスで臨んでいくんでしょうか?」
森「はい。そもそも昨年の衆議院選挙は、税と社会保障の一体改革、社会保障を充実するために、消費税の増税がその財源として必要だという話だったわけですけれども、その話がどこかに飛んでしまいました。
緊急経済対策ということで、アクセルを急激に吹かしているわけですけれども、一方、一年後には急ブレーキをかける。消費税再増税。これで、本当にみなさんの生活が良くなるのか。日本経済が立ち直るのか。
そういうことからいたしまして、みなさんが本当に安心して暮らせる、生活の立て直しということを、安倍政権が考えて、実際に実行しているのか。このことが国民の皆様にわかるように、国会で、やはり野党ですので、徹底的に検証し、そしてまた、国民のために戦っていくということになります」
神志名「はい。通常国会での問題としては、衆議院の定数削減、選挙制度改革の問題があります。この点についてはどうでしょうか?」
森「はい。身を切る改革ということで、我々は旧国民の生活が第一のときに大幅な定数の削減、法案を提出し、廃案になっておりますけれども、もう一度しっかりと具体的な策を提示をさせていただきたいと思います」
神志名「はい。で、夏の参議院選挙への対応ですね。これについては、候補者の擁立など、どういった方針で臨まれますか?」
森「衆議院選挙の結果を見るまでもなく、反自公勢力の力の結集を行なわなければなりません。自民党に行った国民の支持というのは、全有権者からみればわずか16%。すべての自民党の政策にみなさんが賛成しているわけではない。
特に、原発をゼロにしてほしいという国民の皆さんの想いも強いという、その想いを反映できる力の結集が必要だと考えておりますので、あらゆる勢力と、国民の生活が第一の政治を実現するために連携してまいりたいと思います」
神志名「はい。生活の党は、来週の25日になりますか、党大会を開いて、人事なども決めるということですね。この党内、どうなんでしょうか?新しい代表に小沢さんを、という声が強いと聞いてますが、新しい代表の見通し、どうなんですか?」
森「はい。党内の民主的な手続きを経て、新しい代表が決定いたします。もちろん、小沢一郎さんというのは、いまの日本の中で最も実力のある政治家であるけれども、検察の暴走、そしてメディアスクラムによって、人格破壊をされてしまったと。これは、先日行われました海外の特派員による記者会見で、海外の特派員のみなさんたちから指摘をされた点でございます。
検察の暴走、妄想による捏造、これが陸山会事件の真相です。小沢さんは完全無罪を勝ち取っております。もう一度、そのことを国民のみなさまに説明をし、わたくしたちは小沢一郎、自立と共生の理念の下に、みんなが集まっておりますので、みんなで力を合わせて、頑張っていきたいと思います」
神志名「はい。どうも、森さん、ありがとうございました」
森「ありがとうございました」
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(書き起こし Youhei Kabasawa)

森ゆうこ代表 記者会見【政治の最大の失敗は戦争】

130111
森ゆうこ代表が会見で安倍政権の姿勢を批判(2013.1.11)
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 森ゆうこ代表は、11日午前党本部で記者会見し、同日行われた両院議員総会について報告するとともに、記者の質問に答えました。
 冒頭、森代表は「少数精鋭で頑張っていきたい。昨年の総選挙、その後の経過で国民の皆さまに、ご心配、ご迷惑をかけたことをお詫びしたい。我々の党は変わっていません。
小選挙区で300万、比例で340万もの尊い票をいただいた。このことを踏まえて、国政政党として頑張っていきたい」と決意を表明しました。さらに、結党大会を再スタートとしたいと述べました。
 記者の安倍政権が掲げる経済政策に関する質問に、「皮肉を込めて言いたいが、財源論に何の意味があったのだろうか」としたうえで、「経済対策の中身がこれまでと変わらないバラマキであっては、国民の所得が増えることにはならない。経済の見た目の良さで消費税の増税を強行すれば大変なことになる。通常国会、参議院選挙の大きな争点になると思うので、しっかり追及、闘っていきたい」と答えました。さらに、「国民の皆さんの給料が増えるのかを検証しなければならない。子育て、老老介護など苦しい生活を強いられている皆さんの生活を改善することになるのか」と供給サイドに立った経済政策を批判しました。
 また、通常国会の争点として、「福島の事故は終わっていない。被災者の救援、除染についても論戦を挑んでいく」としました。
 さらに、尖閣諸島への公務員の常駐を目指していることへの質問に、「主権を守ること、領土を守ることは当然のことだが、極度に緊張を高めることは良くない。政治の最大の失敗は戦争。国民に塗炭の苦しみを味わせること」としたうえで、公務員の常駐問題については、これを踏まえて今後党内で議論していくことになることを示唆しました。
 また、共闘・協力関係についての質問に、衆議院選挙の結果を踏まえて、「国民の皆さんの生活が第一という原点に返り、できる限り協力関係を築きたい」と答えました。
 ネット選挙解禁ついての質問には、「今の時代に合った仕組みを整えることで大賛成」と答えました。

動画はこちらから

NHK「日曜討論」出演致します。

NHK「日曜討論」-各党代表リレーインタビュー

日 時:1月13日(日)午前9時~午前10時55分(9:00~10:55)

テーマ:安倍政権にどう向き合うか
      重要政策課題について
      通常国会の対応について・・・・等
出演者:生活の党代表 森ゆうこ 他
10:20からの8分間に新潟放送局から中継で出演の予定です。
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NHK日曜討論の打ち合わせに、10日午後論説委員とディレクターが来訪。
質問項目について説明を受けた後、「何か他に話したいことは?」と。
税と社会保障の一体改革はどうなったのか、民主党政権を叩いた財源論についてアベノミクスに対してはマスコミが殆ど問題にしないのはおかしいと申し上げておきました。
財源論に民主党は負けるべきではなかった。
財政出動は景気回復に必要だ。
ただしそれはまず、格差を解消し、子育て家庭を直接支援し、高齢社会を安心して暮らせるための制度改革にこそ優先的に配分しなければ過去の失敗を繰り返すことになる。

TPP交渉には反対の立場から・・

政治の世界に入る前年の夏に、確か1998年だったと思うが、米国の医療や障がい者福祉の現場を約2週間に渡って視察。
その時、特に米国の医療保険制度のいびつさを痛感した。
救急車で運ばれても、まずどの保険に加入しているか確認される。
米国の国民総医療費は GDP比約16%で日本のほぼ2倍。
フリーアクセス、現物支給。
何時でもどこでも保険証一枚あれば医療が受けられる(もちろん早急に解決すべき課題山積)という国民皆保険制度を堅持すべき。

新潟活動photo

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更に工夫を

今日は、早朝の辻立から始まり各地区幹部の挨拶回り。
iPadが電池切れだったため三宅雪子 @miyake_yukiko35 さんから私とのやり取りをTweetしてもらった。
事実と異なる報道(?)については放置せず粛々と対応していく。
柏崎市の賀詞交換会で多くの企業、団体の皆様から励まされた。
エネルギー革命が国民の命、健康を守るだけでなく、新たな産業振興につながり特に地域の雇用を創出することを総選挙の政見放送などで訴えてきたが、それに期待するたくさんの声を頂戴した。
更に分かりやすい発信を工夫したい。
森ゆうこtwitterより

新潟市内も

新潟市内も雪が積もっていた。

明朝から街宣活動と各地区幹事への挨拶回り。
駆け足だが新潟県内を一巡したい。

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます
読売新聞元旦32面より 伊集院静氏 : 「無頼になりたい?!」
"無頼"は己の境遇を決して嘆かない。
悲嘆にくれない。
そうして自分ができることを誠実に丁寧に成し遂げる。
…単なる粗暴ではない。
温かい人間の心が厳しい社会の現実と触れ合い、やむにやまれず発生した美しい摩擦熱なのだ。
摩擦熱はおきる。
今年もおこすだろう。
そして、熱伝導で伝わっていく。
直接お会いする人々、ツイッターやブログでつながった人々。
今年もどうぞ宜しくお願いします。

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