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参議院予算委員会締めくくり質疑・討論「議事録」

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○委員長(石井一君) 次に、森ゆうこさんの質疑を行います。森さん。

○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。

 今日はエネルギー政策について特に質問させていただきます。

 まず、先般から通告しながら質問できませんでしたので経産省から先に伺いたいと思うんですけれども、エネルギー庁長官、我が国の国内資源のポテンシャルについて御答弁お願いいたします。

○政府参考人(高原一郎君) お答え申し上げます。

 国内の資源開発はこれまでは陸域を中心に行われてまいりました。国内で生産される資源は需要量全体でいいますと極めて小さいものでございます。例えば、石油ですと〇・四%で、天然ガスですと約三%程度になっております。一方、我が国の周りには広大な排他的経済水域がございます。この辺につきましては我が国の国産資源として大きな可能性があるというふうに考えております。

 以上でございます。

○森ゆうこ君 大丈夫でしょうか。

 海洋資源に関してはかなりポテンシャルがあるということで、ようやくそちらに目が向いて、国内資源開発が行われる方向になっておりますけれども、もう一度、ちょっと息を整えていただいて、海洋資源についての開発の動向について御説明をいただけますでしょうか。

○政府参考人(高原一郎君) まず、石油、天然ガスでございますけれども、探査船の「資源」という船がございまして、毎年約六千平方キロメートルにわたりまして三次元の物理調査を進めさせていただいております。

 それから、メタンハイドレートでございます。これにつきましては、商業生産に必要な技術を確立することを目指しまして、本年の一月下旬から、渥美半島から志摩半島の沖合で世界初の海洋産出試験を開始いたしております。

 このほか、海底熱水鉱床、あるいはコバルトリッチクラスト、さらに海のレアアースにつきましても所要の研究開発あるいは調査研究を進めさせていただいております。

 いずれにいたしましても、今後とも海洋資源に関しましては積極的なその開発、あるいは実証などを実施していきたいと思っております。

 以上でございます。

○森ゆうこ君 ところで、私ども新潟県佐渡沖の油田、ガス田が本格的に試掘をされます。大変大きな油田、ガス田ではないかというふうに予想をされております。埋蔵量はどの程度と推計されておりますでしょうか。

○政府参考人(高原一郎君) 石油あるいは天然ガスにつきましては、平成二十年に探査船の「資源」を導入いたしまして三次元の物理探査を計画的に進めております。その結果、今御指摘の、有望海域であるということが判明した佐渡圏の佐渡南西沖におきましては、今年の四月からでございますけれども、三か月にわたりまして「資源」導入後初となる試掘調査を行わせていただきます。

 具体的な埋蔵量でございますけれども、これはこの試掘した結果を踏まえなければ推計はできませんけれども、これまでの探査結果で申しますと、一定程度の可能性で石油、天然ガスの存在が推定される地質構造が百平方キロメートル、このような形で存在が確認をされております。

 いずれにいたしましても、この石油、天然ガスの存在を期待して、更なる試掘をさせていただきたいと思っております。

 以上でございます。

○森ゆうこ君 前に、昨年ですけれども、長官においでいただきまして、この埋蔵量どの程度あるのかということでお話をお聞きしました。そのときには、構造上、北海油田並みの埋蔵量があるというふうに推計されていると、そのように推定されているというふうなお話がございました。

 もちろん今のようにきちんと本格的な試掘を行わないと確定したことは言えないと思うんですけれども、そういう大きな埋蔵量があるという可能性について、御答弁いただければと思います。

○国務大臣(茂木敏充君) 高原長官の方から今御答弁申し上げましたのは、百万平方キロメートルにわたって試掘をしてみたら、もしかすると出てくる可能性のある地質構造がそれくらいの大きさであるという話でありまして、試掘等を進めることによりまして、どれくらいの埋蔵量があるのかと確認をしていきたい、出ればいいと思っております。

○森ゆうこ君 我が国は海洋に囲まれておりますし、その探査船の調査等でも非常に大きな埋蔵量を持った油田、ガス田があるのではないかと現時点において推定されるわけでございます。こういう国内資源の開発を更に積極的に行っていくお考えはないでしょうか。

○国務大臣(茂木敏充君) 今後の我が国のエネルギーの安定供給を考えたときに、一つは、電源の多様化、LNGであったり、それから再生可能エネルギー、こういった多様化を進めていく、そして燃料の調達先、これも一部の地域に偏らないと、こういったことで多角化を進めていく。そこの中でも、特に我が国周辺の海洋資源、これについては重点的に取り組んでいきたいと思っております。

○森ゆうこ君 今日は質問いたしませんけれども、一昨年、環境省が四月二十一日に発表した我が国の再生可能エネルギーのポテンシャルでは、現時点の技術水準においても原発の発電量に匹敵する発電が可能であるというふうにされているところでございます。

 今のお話の、我が国の独自の国内資源の開発に力を入れること、そして再生可能エネルギーをもう全力で進めること。我が党では、原発ゼロノミクス、原発ゼロ、そして原発ゼロを実現すると同時に、新たなエネルギー政策によって国内経済を再生させるという道筋を描いております。その過程で、まずは、再生可能エネルギー不安定ですので、その代替ということで、今すぐ緊急に原発に代わる、代わり得るものとして、高効率のガスコンバインドサイクル等、火力発電のリプレースを積極的に行うことを提唱しております。

 日本の技術は世界最高水準でございます。国内の転換を進めるとともに、積極的に海外にセールスすべきであると考えますが、経済産業大臣、いかがでしょうか。

○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど答弁申し上げました多角化そしてまた多様化に加わりまして、当面、火力発電の高効率化、これは極めて重要な課題だと思っております。

 特にLNG火力は、火力発電の中でもCO2の排出量も少なく、重要な役割を果たすと考えておりまして、高効率の天然ガスコンバインドサイクルの発電に対するグリーン投資減税によります導入の促進、そして、更なる高効率化に向けました千七百度C級のガスタービンの技術実証を行っているところでありまして、我が国の技術、世界的にも最先端でありまして、その輸出等も進めていきたいと考えております。

○森ゆうこ君 長官、落ち着きましたでしょうか。ガスコンバインドサイクルについて、国内プラントの採用数とその箇所及び海外プラントについてはどうか、お答えいただきたいと思います。

○政府参考人(高原一郎君) お答え申し上げます。

 国内に一般電気事業者の方々が設置しているLNGの火力発電設備は百六基ございます。このうち、コンバインドサイクル発電方式は三十七基でございます。

 以上でございます。

○森ゆうこ君 海外は。

○政府参考人(高原一郎君) 海外、コンバインドサイクルを含めました発電用事業用ガスタービンの過去の輸出実績でございますけれども、二〇一一年三月末現在で累計三百九十一基ございます。輸出先の内訳といたしましては、アジアに百五十四基、北米に五十七基、中近東、アフリカに九十七基であるというふうに認識をいたしております。

 以上でございます。

○森ゆうこ君 原発事故を経験して、この日本がこれだけ新たな技術、エネルギーの技術分野で大きな力を持っている、ポテンシャルを持っている。日本がどういうエネルギー政策を取るのか、エネルギー戦略を取るのか、世界中が注目しているんです。

 そこで、総理に伺いますが、我が国のエネルギー戦略、このエネルギー政策について、どういう方向でお決めになるおつもりなのか、伺います。総理に。

○国務大臣(茂木敏充君) 我が国のエネルギー政策につきましては、いかなる事態にあっても国民生活や経済活動に支障がないように、エネルギー需給の安定に万全を期す、これが基本になってまいります。

 中長期のエネルギーの需給構造につきましては、総合資源エネルギー調査会の場で来月にも検討を始めたい、このように考えております。そこの中で、エネルギーのまずは調達、生産面、ここで多様化、多角化を進める。また、安価な調達、これを考えていく。同時に、電力でいいますと送配電に当たります流通の部分、ここにつきまして効率化を図る。さらには、消費につきましても、これからいろんな形で使用メニュー、料金メニューが多様化していく、これによってスマートな消費が図られる、こういった形を取ってまいりたいと考えております。

○森ゆうこ君 総理、オバマ大統領ともエネルギーの問題についてお話をされてきたそうですけれども、我が国の新たな成長戦略に基づいて、このエネルギーの分野についてどのようなお話をされてきたんでしょうか。

○内閣総理大臣(安倍晋三君) 首脳会談においては、前政権が掲げた二〇三〇年代の原発稼働ゼロを可能とするという方針については、これは具体的な根拠を伴わないものであります。これについてはゼロから、ゼロベースで見直しをしていくということを申し上げたわけであります。米国を始めとする国際社会や、これまで国のエネルギー政策に対して協力をしてきた前政権のこうした政策は国民に対して不安や不信を与えたのも事実であろうと、このように思いますので、オバマ大統領に対してこうした旨、お話をしたところでございます。

 同時に、我が国は核不拡散と原子力の平和的利用という国際的責務を果たしていくということも申し上げたわけでありまして、今回の首脳会談では、日米が国際的な原子力協力のパートナーとして様々なレベルで緊密に連携していくとの考えを米側に伝えたところでございます。

 原子力を含むエネルギー政策については、エネルギーの安定供給、エネルギーコスト低減の観点も含め、責任あるエネルギー政策を構築をしてまいります。その際、できる限り原発依存度を低減させていく方向で検討していきたいと思います。

○森ゆうこ君 オバマ大統領が安倍総理に期待したこのエネルギーの問題についての話というのはそういうものじゃなかったんじゃないかなと私は思います。

 資料をお配りしておりますけれども、二〇一三年一月二十一日のオバマ大統領就任演説から抜粋をしております。

 「持続可能なエネルギー資源への道のりは長く、時に困難になるだろう。しかし、米国はこの変遷に逆らうことはできないし、我々が主導していかなければならない。新たな雇用や新産業を生み出す技術を他国に譲ることはできない。それを主張すべきだ。それが我々の経済活力や、米国の宝である森林や河川、耕作地や雪に覆われた峰々を維持していくことになる。神が我々に命じた通りに、地球を保全していく。それは我々の父祖が宣言した信念に沿ったものだ。」

 ここまで言わなくても、あの深刻な福島原発事故を経験した我が国がこのエネルギー戦略、エネルギー政策を大転換して、そして今、日本は技術を持っているわけですから、その日本の技術で世界のエネルギー事情を塗り替えていくんだ、大統領、同じ価値観を共有しています、一緒にやりましょう、そういう話を期待していたんじゃないんですか。

○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原子力政策については、日本は核の不拡散等についてもしっかりとその責任も果たしていくし、あるいは米国と協力をしていくという話をいたしました。それはまさに、オバマ大統領も是非そうしてもらいたいということでありましたし、一方、今、森委員が指摘をされましたように、地球環境の保全のためにCO2を削減するという方向においても日米が協力をしていくべきである、日本は高い能力を持っているのでこれを生かしていきたいし、米国と協力をしていきたいということも含めて具体的な議論もいたしました。

○森ゆうこ君 脱原発基本法、バージョンアップして、皆さんの御協力もいただいて我々はこの国会に提出をしたいと考えております。

 総理、最後に伺いますけれども、脱原発という大きな決断をして大胆にエネルギー政策を転換する、そういう勇気はございませんか。

○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々は国民の生活に責任を持っているわけであります。その責任において、しっかりとしたエネルギー政策を推進をしていきたいと考えております。

○森ゆうこ君 以上です。終わります。

○委員長(石井一君) 以上で森ゆうこさんの質疑は終了いたしました。(拍手)

○委員長(石井一君) それでは、これより平成二十四年度補正予算三案並びに櫻井充君外四名提出の両修正案に対する討論に入ります。

 討論の通告がありますので、これを許します。なお、発言者は賛否を明らかにしてお述べ願いたいと存じます。

○委員長(石井一君) 森ゆうこさん。

○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。

 私は、平成二十四年度補正予算案の修正案に賛成し、政府案に反対する立場で討論をいたします。

 その主な理由は、共同提案をいたしました修正案提案理由説明のとおりでございます。

 財源には新たな巨額な借金が含まれております。無駄遣いを徹底的に排除し、効果的に財源を活用し、地域の自主性を高めて経済、雇用を再生し、真に国民の生活を向上させるという視点が完全に欠落をしております。シロアリの巣窟である独立行政法人の整理統合計画を凍結したことがそれを物語っております。

 十三兆円を超える補正予算を組みながら、全党全会派が賛成して成立した議員立法である原発事故子ども・被災者支援法に基づく自主避難者を支援する予算が盛り込まれなかったことは誠に遺憾であります。安倍政権が国民生活の現実に目を向けていないことを象徴していると言わざるを得ません。

 まだまだ反対の理由、そして修正案に賛成の理由、述べることはできますけれども、一分しか時間がありませんので、ここにとどめさせていただきます。

 国民の生活を第一に考えた修正案に何とぞ御賛同いただきますようお願いを申し上げて、討論を終わります。(拍手)

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