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2014年3月

【3月8日にTV朝日から取材された内容をアップさせて頂きます】

テレビ朝日 報道ステーション
3月11日の特集で、原発事故直後に行われた、1080人への小児甲状腺検査を取材しています。
そこで当時、文部科学副大臣でいらした森さまに原子力安全委員などと当時どのようなやりとりがあったのかお聞きしたくメールした次第です。
ご連絡先をいただけたら幸いです。
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報道ステーション様
お問い合わせありがとうございました。

当時、私は文部科学副大臣ではなく、民主党参議院国会対策委員長代理及び予算委員会筆頭理事という役職でした。事故当初から原発事故対応に疑問を持ち、与党の一員ではありましたが、政府と対峙しており、5月1日にNHKTV中継された予算委員会において特に子どもの20ミリシーベルト問題で政府を批判し、放射線防護に万全を期すよう提案しました。その後、校庭の除染やエアコンの設置など、三保恵一二本松市長(当時)と連携し、国に先駆けて対策を講じていただき補正予算で予算を確保することができました。

お尋ねの小児甲状腺検査については、419日の厚生労働委員会で質問しておりますのでご参照ください。
http://my-dream.air-nifty.com/siryou/110419kourou_iinkai.html(森ゆうこ発言会議録)

この問題については、その後も原子力保安院や安全委員会の担当者を何度も国会対策委員会室に呼んで調査しました。スピーディーによる計算の結果、当該地域の小児甲状腺被曝等価線量が100ミリを超える可能性があったため急遽実施したものと承知しております。
問題点がいくつかあると考えております。
 代替手段が他に無かったものの確立された検査方法ではなく、簡便なものであったこと。
 現地はまだ線量が高く、バックグラウンドと直接喉に当てた時の線量値の差を観るというやり方では誤差が生じやすいこと。実際、一日目の検査は失敗しやり直したと聞いております。
 安全委員会の指示は確か、線量値の差が0.2マイクロシーベルト以上を基準とすることになっていたところ、当初担当者が2マイクロシーベルトと間違った指示文書を出し、後に訂正していたのではなかったかと思います。
 比較的早い段階で行われたものの、ご存知のように、放射性ヨウ素の半減期は8日ほどです。従って、初期被曝を本当に正確に把握出来たのか疑問です。
 検査対象者が全員検査に応じたわけではありませんし、また対象者も絞り込みすぎていたと思います。
 そして、避難所に入る時に大人も含めて全員スクリーニングを実施していましたが、私の調査では、本来、1CPM以上がスクリーニング対象であるべきところ、そうすると除染対象者が膨大になってしまうので、10CPMに基準を変更して実施し、200人ぐらいの人々が除染されたということもありましたし、全国各地の原発で作業員にホールボディーカウンターによる定期検査をしたところ、福島原発で作業したわけではなく、たまたま事故当初に福島の実家に立ち寄っただけの人から非常に高い数値が検出されたということもありました。

昨夏の参院選で落選し、引越しの時に関係書類等は処分してしまったので正確ではないかもしれませんがご容赦ください。

県民健康調査は実施されておりますが、初期被曝が実際にどうであったのか、正確なところは分かりません。だからこそ、追加の被曝を出来るだけ低減させるためにあらゆる対策を講じるべきであると訴えてまいりました。文部科学副大臣就任後に、真っ先に給食の安全確保事業を周囲の反対を押し切って実施したのも、成長期の子どもたちをこれ以上被曝させたくないとの強い思いからでした。

初期被曝の線量がどうであったのかは非常に大きな問題だと思いますし、最近になって、放射性プルームだけではなかったのではないかという研究もされていると聞きました。
原発の再稼働、新・増設、輸出に向けて前のめりになっている安倍政権。そのために、放射能の影響は大したことない、福島原発事故でも健康被害は出ていないということにしたい原発推進派によって、小児甲状腺がんの発症も原発とは現在のところ関連性はないとされています。かつての公害による健康被害の歴史を繰り返しているようで胸が悪くなります。

マスコミの力は大きいです。ご奮闘くださいますように心からお願い申し上げます。
私も、捲土重来を期し活動してまいります。ちなみに新しいポスターのキャッチコピーは「脱原発」です。

森ゆうこ
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森 様
お世話になっております。
さっそく返信していただきまして、誠にありがとうございます。
「放射能と健康被害」は、近い将来に広範囲に顕在化するだろう問題だと思いますので、森先生が、国会などで真実を追究された事実が、今後、重要になってくることは間違いないと思います。
さて、追加でいくつか質問させて下さい。
森先生が指摘されています初期の甲状腺検査の不備についてですが、森先生から見て、一義的な責任(問題の中心)は、どこにあると思われますか?
(今回のVTRは、責任追及を主眼としたものではなくあくまで過去の失敗から建設的な教訓を得たいというのが趣旨です)
もっとも問題があるのはどの組織なのか、あるいは個人なのか、組織の「指示系統」なのか・・・いかがでしょうか?
当時混乱していたとはいえ、初期被ばくの実態が永久にわからなくなってしまったことの深刻さは、今後の健康被害の顕在化とともに問われることと思っています。
以上の問題について、森先生に、きょうお電話でもう少しお話しいただくことは可能でしょうか。
3
11日に放送ですので、時間がないこともあり、急いでいます。
お忙しいところ誠に恐縮ですが、なにとぞ、よろしくお願いいたします。
(この後は電話にて@語る会へ続く)

ニコニコ脱原発会議

森ゆうこさんとの対話集会【動画】

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