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相手候補が選挙戦中盤にきて、なかなかな路線変更です。

リーダーの責任 ~ご自身の見解を示すべきではありませんか?~
米山 隆一 at 2016/10/09 06:28:24
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 相手候補がここにきて、にわかに、
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「国が再稼働を認めても、県が安全を確認出来なければ、再稼働しません!
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と主張しだしました。選挙戦中盤にきて、なかなかな路線変更です。
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 その路線変更はまあそれはそれでいいとして、私は、「『県』が安全性を確認できなければ…」のくだりは、県のリーダーを目指すものとして、ちょっとどうなんだろうと思います。この言い方だと、最終的な判断は、実態のわからない「県」、おそらくは新たに設立される有識者会議のようなものに丸投げされ、そしておそらくは、「問題ない」と結論付けられ、しかも候補自身は「有識者会議の結論に従っただけ。」とすることで、完全に責任の回避ができてしまうからです。
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 この件に限らず、日本の行政では、トップが自身の判断をこの手の「第三者機関」的な会議体に丸投げし、正当化することが良く見られます(原子力規制委員会自体がその一例かもしれません。)。
 勿論高度に専門的な問題については、専門家の見解、専門家の検討が必要なことは当然です。しかし、専門家の見解を参考にしたうえで、最終的には、その見解に従う従わないを含めて自ら判断するのが、私はリーダーというものだと思います。そして、最終的な自らの判断(他人に託すなら他人に託すこと)をきちんと有権者に示して、その判断の評価を有権者に委ねるのが、民主主義政治におけるリーダーのあるべき姿だと思いますし、私は、自らは、そう言う明確に判断を示し、明確に責任をとるリーダーでありたいと思います。
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 相手方候補は、「県が安全性を確認する」と主張する以上、県の最終責任者を目指すものとして、東京電力の現状をどう考えるのか、現在の国の原子力災害対策指針に基づく避難計画をどう考えるのか、自らの見解を示すべきですし、仮に自分には特段の見解はなく、新たに作る県の第三者機関にすべての判断を委ねるつもりなら、私は最終責任者としての責任放棄だと思いますが、それはそれでそうするつもりであると明示すべきだ思います。
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